子育てにかかる費用(1)
子供を持つ親にとって、我が子はかけがえの無い存在です。 健やかに成長して、幸せな人生を送ってほしいと願わない親は居ないでしょうが、子育てをする上で忘れてはならないのが「お金」です。 お金さえあれば良いというわけではありませんが、子育てをする上でお金は非常に重要であり、子供の成長に伴って様々な場面で必要となる金額を事前に把握しておかなければ、いざという時に対応できなくなる可能性が高いのです。 子育てには非常に多くの場面でお金が必要になりますが、中でも最も高額な金額が必要なのは「教育費用」です。 今後必要になるであろう教育費用の概要をしっかりとチェックしておき、前もって準備を進めておくことが、子供に満足な教育を与えてあげるための親としての義務と言っても良いでしょう。 子育てにおいて必要になる教育費を子供の成長の段階別に簡単にご紹介しておきます。 ■幼稚園・保育園 子供が4歳になり、幼稚園に通う年齢になると幼稚園の授業料や給食費などの費用が必要になります。 幼稚園の種類や自治体などによってその費用はまちまちですが、大きく分けて公立幼稚園と私立幼稚園の2種類があり、私立幼稚園は公立幼稚園の約2倍の費用が必要です。 その内訳としては、授業料、給食費、その他費用が大まかなものですが、授業料で言えば公立幼稚園は1年間で約7~10万円、私立幼稚園は20~25万円と大きな差があります。 給食費は公立幼稚園は1年間で1~2万円、私立幼稚園は2~3万円、その他費用(遠足費や制服費、寄付金など)を合わせると、公立幼稚園では1年間に約30万円、私立幼稚園は約60万円の費用が必要です。 なお、両親共に仕事を持っている場合は保育園に通わせなければなりませんが、その費用は認可、無認可で大きく異なります。 認可であれば自治体からの補助が受けられる分、保育費用はぐっと安くなります。 世帯収入が低いほど補助が厚くなりますから、各家庭によって保育費用の負担額は異なります。また、同じ世帯年収でも自治体によって補助金額が異なるので、認可保育園の保育費用の平均を出すことは難しく、月々の保育費用が1万円~6万円程度の開きがあります。 無認可保育園の場合は、保育園によって保育費用はバラバラです。月々の保育費用で言えば5~15万円程の開きがあり、保育内容もバラバラです。 当然、無認可保育園に通わせる方が両親の負担額は大きくなりますが、認可保育園の数が子供の全体数に対して足りていないため、どの自治体でも認可保育園に入れない待機児童数の多さが問題になっています。 仮に月々10万円の保育費用が必要な無認可保育園に0歳児の時から預けた場合、子供が小学校に入学するまでには500万円以上の費用がかかることになります。